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元トヨタ業務改革室長が解説
製造業の未来へ「新しい視点と思想」
現在の製造業の基本的な考え方や仕組みは半世紀以上続いているものです。一方、世界はIT技術が急速に進化し、情報の量も伝達手法も様変わりしています。この様な進化に対し、製造業の基本的な考え方や仕組みは連動して進化しなければいけません。しかしながら、その進化の進み具合は遅く、日本の製造業の生産性は先進国の中でも低いと指摘されています。
本書は、製造業の生産性を決定づける間接部門の仕事にメスを入れ、属人的なスタイルになっている計画業務の課題を明らかにし、IT技術前提の製造システムの構築を提案するものである。計画業務とは営業、設計、生産技術、調達、生産管理、生産、品質保証、サービスなどの機能における生産のための業務のことと定義している。これに対し、生産は計画された業務を実行する機能と考え、計画業務の質の不十分さが生産実行で多くの問題を生みだしているとの視点で現場課題を指摘している。
製造業はモノという物理的な商品を市場が価値を認めて使用し続ける間、安全や品質において責任を持てる開発と生産を行う必要があり、長期にわたる信頼性ある業務を継続する業種である。昨今の一流企業における品質問題は改めて、多くの人による業務の信頼性が低下していることの表れである。多くの人の仕事の品質をいかに高め、信頼できる完成度にするかにおいて、これまでの属人的な業務手法では不可能だと言える。
企業は人なりと言います。どの経営者も優秀な人を欲しがりますが、人を有能に育てることが本当にできている企業は少ないようです。
スピードの時代、内部での育成より外部へ依存し過ぎてはいないでしょうか。
これでは、優秀な人材を内部で育成することができず、レベルの低い組織を生んでしまいます。
それに留まらず、硬直化した古い風土・体質になっていきます。
このような傾向があるようでしたら危険な状況です。
今日、転職も凄く盛んになってきました。どのような職業についても、自信を持ってやっていけるプロ人材になっていただきたく、「改善と革新の会」を開講いたしました。奮ってご参加ください。
【会の運営責任者】
株式会社デジタルコラボレーションズ
代表取締役社長
石井創久(いしい たつひさ)
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電話番号 090-6585-8973
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