技術をテレワークで伝達する際にも効率的な弊社の特許取得済み方法。ストレスを無くせる概念の記述方法。

特徴点記述法とは

概念を記述するには、具体的なことを複数集めて、その複数から考えられることとして、その表現を言語で行うことになる。したがって、このことを実現するには、記述した特徴点を複数個指定し、その複数の特徴点の上位の座標値を決定して、その座標に上位の概念を登録することで解決することができる。この時、上位の座標は具体的な対象から離れることになるために、空間的に見やすい場所に任意に決定すれば良い。想像されるように、更に上位の概念的な記述も上位概念からもう一段高い位置に上位の特徴点座標を指定して無限に記述できることになる。
 この方法の優位性は、具体的な対象から出発して、より抽象的な概念を具体的な対象との関係を明確に記述しながら、自由自在に考えたことを記録できることになる。Hyperlinkと異なる点は、特徴点と特徴点間の関係はデータベースに保存でき、あらゆる特徴点から、任意の特徴点と関係づけできる点である。もちろん、その特徴点が、その点に付加されたデータによる検索対象となる点である。紙に書くメモではなく、あらゆるメモを空間的に整理するIT技術らしいメモの方法であると言える。ものごとの上位概念だけでなく、そのことは、別なことを参考にすると理解がしやすいという参照関係もこの特徴点間の関係性の区分として識別しておくことで上位と参照の関係を定義できることになる。

このようにして、多くの見た対象の部分(特徴点)を記録することにより、他者にその記録を見てもらえるようになる。これは、過去の思考を将来、他者が振り返ることができ、ものごとの結論とそれに至った経緯を具体的なイメージと共に説明することになる。過去の体験を、そのダイジェストをストーリー的に引き継ぐことができるようになるのである。

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既存データが役に立つものづくりDXにおける知識の記録方法

文書を記載するアプリケーションの選択を考えること

 書類を作成する際の問題点についても触れておきたい。多くの方々はWindowsPCならWordやEXCEL、Powerpointなどを利用していると思う。これらは原稿用紙、表、白紙に図や文章を書くツールである。

どれをとっても、その中に思考を効率化する機能はない。そして、これらの書類を生み出すことになった関係書類との関係を結びつけることはできない。書籍の最後には参考文献が掲載されているが、一般的な仕事の書類にてはそのような配慮は少ない。したがってどの書類ファイルも独立した扱いしかできない問題がある。

また、なんでもEXCELの表に文字を埋めたがる人も多い気がします。表は縦横の項目を何にするかは大変重要である。表の中を埋めようとすると、埋めることができないことに直面する。或いは無理やり埋めようとする。

いわゆるRDBが表と表との関係でデータを蓄積するが、その形式に当てはめることが難しいデータがある。

要するに、人の思考を表の中に整理するのは、どのような場合でも可能ではないと言うことだ。したがって、表だけに整理の形式を委ねる考え方はよろしくない。

ファイルの原本とコピーの氾濫をなくすこと


 ファイルサーバに保存された欲しいファイルを見つけることも難しい。これも問題である。先にも述べたように、いつでも普遍的な分類などは決められないからである。

更に、過去のデータを修正して用いることも行われている。これも問題だ。過去の書類はその当時の条件や環境、考え方の中で作成されたものであり、一旦、ファイルサーバに保存したものの原本は修正できないようにすべきだと思っている。

それは作成された時刻に記録された文書である。このことから、作成された書類はそれを参照、コピーする際には、原本とは異なる形式(イメージ、PDF)で取扱うべきだと考えている。

知識の記録方式の発見


 弊社の知識の記録方式のアイデアがここにある。それは過去の書類でも“見た”対象であること。その見たことは将来も編集されてはいけないこと。更に、どのような部分を見て、気づきを得たかを記録するために、その部分を記録する必要がある。

私は、その部分を座標値で扱うことにした。座標値を用いることで、人が見た対象の部分をデータとして記録するのは一般性がある。2次元である必要はなく、このアイデアを実装する場合には、3次元空間の座標値を見た対象の部分として場所を記録することとしたのである。

そうすれば、ものづくりで利用されている3DCADシステムのモデルにも記録することができる。バーチャルリアリティで表示されたデータにも座標値をもって気づきを記録することができるのである。この方法を特徴点による知識記述と呼ぶこととした。これを知識記録の方式としたのである。

生産技術の本を出版しました。”トヨタの製造現場はなぜ最適なラインをつくれるのか”

利益を出し続ける企業の生産技術はココが違う!

ものづくり企業への就職を目指す若者の勉強に役立つ。

企業の管理者や経営者が知っているべきことをまとめ上げた書籍です。

システムエンジニアの方に必要なものづくり実務知識です。

ものづくりの考え方を中心に毎日記録したメモを整理し、体系化したものです。27年間のメモの成果を本にまとめたものです。

製品開発のプロセスにおける生産技術や製造部門との関わり方、役割について多くのトヨタの取組を解説しています。

14年間の電気、機械、重機のものづくりコンサルタントの中で、業務の進め方や役割認識が問題である多くの企業に接してきました。

結局、トヨタ生産方式のテキスト本を読んだだけでは、理解できないことが世の中には説明されていないと感じました。

現場の観察は重要ですが、なぜ、現場を観察する必要があるのかを理解されていない経営者やエンジニアや管理者の多くの方にお話をしてきました。

トヨタ生産方式がすぐにマネできない理由は、その方式を必要とした背景理解が不足していることだと思いました。

トヨタ生産方式でよく使われる言葉だけを語り、いかにも分かっているように、あるいはできているように考えてしまうことは何故おこってしまうのだろうか

自動車と私達の製品は違うから、同じようにはできないという意見も多く聞かれました。

今日のIT技術を用いると、もっと進化した生産方式が完成できると思います。ドイツのように進めることも良いと思います。

古き思想も重要で、更に、今日的な技術やグローバル環境を前提とした新しい思想も必要です。

ものづくり=生産管理=在庫管理ではないことは皆さん良く理解されていることと思います。しかし、これを中心においた生産では、管理だけのものづくりになってしまいます。

ものづくりには、ものを作る人の心や意識など、姿勢が一番重要です。1人でものを完成させる職人であれば、全部をしっかりと行うはずです。

しかし、組織でものづくりをする場合に、職人のような責任感のその範囲を、自分の組織の役割の中だけに閉じ込めてしまう習慣が生まれてきます。

その習慣はやがて、先輩から若者たちに伝承され、悪しき企業風土となっているならば、大きな経営的な問題だと理解していただけると思います。

このようなことから、人や組織の役割と関係組織との関わり方、仕入れ先との関係など、広い視点で、働く人の心や意識を展開するために、考え方をまとめて出版をしました。

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製造業の仕事に役立つシンプルな目から鱗の知識の記録方法を教えます。

文書の形式や見栄えを気にしないこと

書類を作成する際の問題点についても触れておきたい。多くの方々はWindowsPCならWordやEXCEL、Powerpointなどを利用していると思う。これらは原稿用紙、表、白紙に図や文章を書くツールである。どれをとっても、その中に思考を効率化する機能はない。そして、これらの書類を生み出すことになった関係書類との関係を結びつけることはできない。書籍の最後には参考文献が掲載されているが、一般的な仕事の書類にてはそのような配慮は少ない。したがってどの書類ファイルも独立した扱いしかできない問題がある。また、なんでもEXCELの表に文字を埋めたがる人も多い気がします。表は縦横の項目を何にするかは大変重要である。表の中を埋めようとすると、埋めることができないことに直面する。或いは無理やり埋めようとする。いわゆるRDBが表と表との関係でデータを蓄積するが、その形式に当てはめることが難しいデータがある。要するに、人の思考を表の中に整理するのは、どのような場合でも可能ではないと言うことだ。したがって、表だけに整理の形式を委ねる考え方はよろしくない。

見た文書や絵に直接コメントを引き出し線で記述するのが一番後で見てわかりやすい


 ファイルサーバに保存された欲しいファイルを見つけることも難しい。これも問題である。先にも述べたように、いつでも普遍的な分類などは決められないからである。更に、過去のデータを修正して用いることも行われている。これも問題だ。過去の書類はその当時の条件や環境、考え方の中で作成されたものであり、一旦、ファイルサーバに保存したものの原本は修正できないようにすべきだと思っている。作成された時刻に記録された文書である。このことから、作成された書類はそれを参照、コピーする際には、原本とは異なる形式(イメージ、PDF)で取扱うべきだと考えている。したがって、写メでも撮って、その絵にコメントを書き、絵として保存するのが良い。後で、絵を探せば、そこに書いたアイデアは見ることができる。

知識の記録へのヒントがここにある


 知識の記録方式のアイデアがここにある。それは過去の書類でも“見た”対象であること。その見たことは将来も編集されてはいけないこと。更に、どのような部分を見て、気づきを得たかを記録するために、その部分を記録する必要がある。私は、その部分を座標値で扱うことにした。座標値を用いることで、人が見た対象の部分をデータとして記録するのは一般性がある。2次元である必要はなく、このアイデアを実装する場合には、3次元空間の座標値を見た対象の部分として場所を記録することとしたのである。そうすれば、ものづくりで利用されている3DCADシステムのモデルにも記録することができる。バーチャルリアリティで表示されたデータにも座標値をもって気づきを記録することができるのである。この方法を特徴点による知識記述と呼ぶこととした。これを知識記録の方式としたのである。これを用いて概念的な記述と蓄積をする方法をここでは説明しています。

DXを実現するにはデータ管理とメモの取り方を変更すれば低コストで可能となる。

私のメモの取り方とデータ管理

さて、自分のメモをどのようにとっていたかを紹介し、そこでの問題点をお話ししたい。会社にいた頃はシステム手帳に全てを記録していた。一冊の手帳の中を、仕事のテーマ毎に分け、ラベルを付与してその中を時間軸に追記していた。あとで振り返って何かを思った場合には赤ボールペンで、そのページに追記していた。会社を離れてからは、evernote に同じように仕事のテーマで分類し記録している。これはすでに10年くらいやっている。インターネットの記事もそれを貼り付け、新聞の電子版の記事もevernote に記録している。しかし、PCで自分で作成した文書ファイルをどのように保存するのが良いだろうかと考え、Dropboxに保存を始めた。使い方としては、evernote は会議録と他者の資料。Dropboxは自分や取引関係者の資料と使い分けている。
 このようなことを行なっていると、文書と会議録が分かれてしまい、常にファイル探しをすることになってしまう。これは今でも続いている。これはメールでも同じで、仕事の内容をメールでやりとりすると、その時々の内容はメールに残ってしまう。わざわざテキストにして、Dropboxにおくのは手間である。メールの添付ファイルも問題である。添付ファイルもいつか忘れてしまい、Dropboxのなかを探して途方に暮れたりしている。

メモはイメージデータと一体とすればデータ管理が用意となりDXに役立つ


 人の考えたことには、気づきなどのメモ、テーマに関する文書。作成途中と完成文書がある。インターネットで見たものには記事、動画、写真、などがある。自分のカメラで撮った写真や動画もPCの中にある。これらはまとめると、全ては気づきと見た記事である。これを考えたこととその対象という言い方で抽象化している。
 結局、自分の考えたことの記録と考えた時に見たものが別々になっていることが、大きなストレスになっていると分かった。これらを一体として保存できることが必要だと考えた。KJ法でポストイットに書いて断片的な考えたことと、その整理の結果得られた文書ファイルはバラバラに扱われてしまう。ポストイットは捨てられてしまうことが普通だろう。ポストイット同士の関係性についても、最終の文書ファイルには記録されないことがある。つまり時間をかけて考えたことを、その時だけの必要性だけで破棄しているのである。
 語られたこと、結論に至る論理、ストーリーなどが消えてしまっているのではないかと考えている。写真を見ても、動画を見ても、本を読んでも、その時にあること(対象)に発見や気づきや考えが生まれる。それをその対象に記録することができれば、その時考えたことを思い出すことや続けて考えることができるはずである。これを実現することが知識の蓄積となるからだ。これができることで、作られた文書、インターネットで見た記事などを参考にして、新しい意見や思想やサービスなどを創造的に作り上げていくことのできるi思考環境だと考えている。
そして、これを実現する方式を知識の蓄積方式だと考えている。

これについてはイメージデータの登録方法をお読みください。