製造業のイノベーションを進めるための幼児教育のあり方とその後の教育とは

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企業での人材の育成よりも、幼児教育から創造性と社会性を持たせる教育を公平に

企業に入ってから、基本的な対人関係や社会通念などを改めて教育することはおかしなことだと考えている。もっと、若い頃から、精神的な面を鍛え成長させる必要があるのではないだろうか?

ものごとに対して、自分の意見をもち、発言でき、周囲の意見との違いを理解でき、和を持てる人が社会に出てきて欲しいと思う。

このようなことは、幼児教育から小学校の期間で身につけるべきことと思う。そうでなければ、欧米の自由闊達な精神に遅れることを続けてしまうのではないかと思う。

弊社は知識の記録を研究しているが、知識を身につけ始めるのは幼児期から小学校の期間と言われている。どのようにして幼児たちは知識をみにつけていくのかを知ることは製造業の人材育成においても参考になると考えている。

幼児教育について考えたことがあるので紹介したい。躾や社会のルールではなくて、勉強をどのようにして教えることができるかを考えたことがある。それもスマホなどのデバイスを用いてである。

 幼児の教育は、社会の中で格差を生んでいる。小学校は義務教育なので平等に機会は提供されている。しかし、小学校1年生になる前には、字が書ける、数の足し算ができるかなどについても、既に差が出てしまっている。

 私立小学校を受験する子供達は、もっと進んだ学習を行なっている。或いは親が子供の勉強を見る時間を取れるのであれば、少しは進んだ学習を付き添ってあげることもできる。経済的に余裕があるならば、学習塾に通わせることもできる。

 しかし、今日は、両親共に働かないといけない家庭や片親家庭も多くなってきている。その子供達は保育園に預かって貰うことが多いと思うが、学習は進んでいるように思えない。このようなご家庭の子供達に、もう少し学習の機会を与えることができないかということが幼児教育を研究した背景であった。

 そして既に小学校の1年生時点で、学んだことの範囲に差がある。知識の記録は、結果として若い人達や子供達に利用されなければならない。それが国力をつけることになる。知識を利用する為には、幼児教育においてまずは、利用できなければ、それ以上の価値を期待できないと考えたからでもある。

 本題に入ると、昔も今も絵本がある。ビジュアルな分かりやすい物語を伝えてくれるものである。そこには文字はほとんどない。物の名前を覚えるにおいても絵である。嬉しさや悲しさを覚えるにおいても絵からである。やはり絵からでしか人は理解ができないということだろう。絵が共通の概念を伝えるものである。

 ものの名前は絵から学ぶ、数も絵から学ぶことができる。親から聞く音を覚えて名前を覚えるのだろう。そのうちに、音とひらがなとの一致を理解し、ひらがなの書き順を覚えるのだと思う。何も知らないことからひらがなを覚えるプロセスに知識の記録は役立つ必要がある。

 それには、幼児の興味や関心の先にブレーキをかけない方式であること。興味があれば、先へ先へと知ることができる教材でなければならない。疑問があれば、その説明がなされること。国語、算数、理科、社会の関係が区別されつつも、学ぶ順序においても既知の事の上での関係性と整合性が保持されていること。身についた知識にプラスαを加えた知識へと自動的に展開されることなどを要件として開発した。動きを必要なら動画を用いる。アニメーションも有効に使う。極力、選択肢による回答は避けること。などを知識の記録方式の上で研究し、適合性の確認をしたので、機会があれば、正式開発を考えている。


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