正月に見る初夢。このところめっきりと夢を見なくなった。と言うよりも覚えていないのかも知れない。
そう言えば、7、8年前に特別な夢を見た。それは見た夢の続きを数ヶ月後に見たのである。内容はある程度覚えているが、ここで紹介するには不適切なので説明はやめておく。ただ、恐ろしい夢だった。
今日は1月2日。昨夜はいわゆる初夢を見なかった。睡眠中の脳は、今まで見聞きした情報の整理をしているらしい。 その人の記憶を家族、友達、小学校、などの分類に整理される。ただし、この分類は万人に理解されないといけない。この分類された記憶を引っ張り出したりまとめたりする過程を脳の中で再生しているのが夢ということらしい。 情報はストーリー的に記録されなければゴミのようになるのだろう。
自分が見聞きしたこと・体験したことが断片的に出てくるだけではなく、自分の体験以外のことも夢に出てくるのである。そうでなければ、あの恐ろしい夢を見るわけがない。しかし、体験しないことも夢に構成されるならば、このことを利用して創造的な思考に使えないだろうかと思ったりもする。
人は一晩で数個の夢を見ている。しかし記憶するための物質が分泌が少なくて夢は記憶されにくい。私は眠る前に、いつも解決したいことを考える事にしている。と言うより、考えていないと眠れないというのが正確だ。その結果、何らかのアイデアや方法のヒントを見つけるようなことができている。かなり寝不足なのかも知れないが、4時間くらいは寝ている。
企業へのコンサルで問題解決の方向を討議していると、ネガティブな人に会うことが多い。解決したいかどうかではなく、自分たちがその解決に参加したくないように見受けられる。
ネガティブなことを考えて寝ると、あまり夢見も良くないらしい。やめた方が睡眠のためにも良いだろう。
問題解決がネガティブ指向な人は、睡眠中に解決策を考えてみると良い。
ポジティブな感情であれば、活性化し、さまざまな角度から問題解決の糸口に気づく事ができるからである。
夢は記憶の整理、取捨選択、をする機能と言われている。不必要な情報は捨てられるのだろう。ゆえに、興味の無いことは、一晩経つと覚えていないのである。
一方で、寝る前に覚えたことは記憶に残る。明日試験があるならば、記憶の必要なことは寝る直前に暗記すると良い。
ポジティブなことを考えながら眠ること。
夢の中で、問題が解決できたり、アイデアが浮かんだりするといい。
ポールマッカートニーがイエスタデイを夢で聴いたように。