QPPモデルを知識共有に使うことができる理由
QPPモデルは言い換えれば、創造性発揮のための言語モデルです。ひとりの天才が全てを解決しているのではなく、世の中の運営はチームワークで成り立っています。同じ会社や組織のチームだけではなく、趣味でひとつのことを行う集団でもチームワークがなければなりません。
では、今の、今までのITシステムはチームワークを実現できているでしょうか?何となく、チームワークのシステムというよりは個人のためのシステムになっているように見えます。
つまり、自分だけが分かっている方法でのことの記録でしかない。
何のために、どのように考え、そしてチームでどのような結論としたのかの記録を誰でも見つけられ、理解できる方法としてデジタル化は貢献していないと思います。
創造性を発揮し、チームがその目的を達成するには、チームの全員の知識レベルが揃っていなければ、無駄な意見に時間を奪われてしまいます。
ものであれ、ことであっても、その目標(テーマ)と方法(考え方)と結果(結論)の3つの関係(QPPモデル)にてチーム全員は概念的な何故(WHY)が理解できるようになるのです。
特徴点は知りたいことを見つけることに威力があります。ビジュアルなイメージ図に直接に意見が記録されているので、他者が製品や部品に記述している意見を誰でも知ることができます。
データベースにはイメージ図と意見が一体となって蓄積されることになります。メールのようにメールの本文と添付ファイルといった分離される心配がなく、意見のテキストデータに対する全文検索により、該当のイメージ図と意見を同時に検索結果に表示させることができます。これは、一度使ったら、本当に他の方法には戻れなくなると皆さんがおっしゃっていただけております。